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2010/06/01号 | 無地染の瀬尾宅兼作業場

 バスを「入谷五丁目」で降り、北へ歩くこと5分、「和可松寿司」の看板の隣に染物屋さんを発見。ここは、東京都伝統工芸士・無地染の瀬尾隆一さん(78)の作業場兼自宅です。無地染は、絹織物を化学染料で白、黄、緑、赤、黒、紫などの色一色に染めていく高級品で、主に呉服屋さんからの注文を受けています。一緒に作業するのは長男の耕一さん(53)。「一度着た物を、柄を生かしながらここで染め直してまた着る。だから、着物は究極のエコですよ」と隆一さんはニッコリ。


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