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1999/01/15号 | (株)エムズ

 同社の渡辺正敏社長(46)は、長年、原子力産業界で実験装置の開発、設計、製作に携わってきましたが、1989年(平成元年)に独立、同社を立ち上げました。
 以来、各種自動機を開発、設計し、完成させてきました。例えば、自動車タイヤ検査に使うロボット、高速ビニール製袋機、ブラインド用パーツ組み立て装置、ベアリング用自動洗浄装置などなど。「お客さんから与えられたテーマを設計した集大成ばかりです」と渡辺社長。
 「設計というソフトには、お金を払えないという業界の土壌」(渡辺社長)に対処するため、独自製品の開発に乗り出し、その第1号が、自家製ヨーグルトシステム「ヨーグルトメーカーTW‐10」(乳酸菌も輸入)。
 ヨーグルトは、スキムミルクに乳酸菌を入れ、45度くらいの温度で5〜6時間置いてから冷やすとでき上がりますが、この機械はその全過程を家庭用電源でやってのける画期的なもの。
 スキムミルクを使った場合、一人分(100?)約25円でできるなどのメリットもあって、全国の保育園、病院などを中心に現在500台が売れているといいます。
 「発想力」と「こだわり」と「粘り」で、新展開を目指しています。資本金1000万円、従業員6人。


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