公社ニュース ときめき

　精度と耐久性が要求される、カメラのズーム機構部品 (鏡筒部)の金型・成形などの技術が認められ、平成25年度(2013年度)の足立ブランド企業に認定されました。
　昭和60年(1985年)の創業。主にカメラ光学機器の分野、中でも鏡筒部における金型では一歩抜き出た技術で業界からも注目されてきました。寸分の狂いも許されないミクロン単位の加工技術はピカイチ。「身に付けるカメラ」と呼ばれる「ＧoＰro」という極小カメラの部品でも技術力を発揮しています。
　同社は、その培った技術で産業機器、自動車、医療などの分野に進出したいという強い意欲から「足立ブランド」に応募しました。大塚眞社長は「足立ブランド認定は、新分野に打って出るための“安心”“保証”として大変心強いです。認定によって色々な業種の企業と取引関係を作り、“足立区に猩々テクノあり”と言われるよう足立区の知名度のアップと活性化を図っていきます」と話します。
　現在進めている営業では、各社に対しＡ金属部品のプラスチック化Ｂ2部品の1部品化Ｃ二次加工をなくす―などの改善の提案をしています。「これにより、コストダウンを図りつつ高品質化が出来ます」と大塚社長の言葉に力がこもります。

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