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生涯学習振興公社の情報


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2022/09/01号 | 見守りスタッフの学び〜「安全・安心な居場所」であるために〜

●あだち放課後子ども教室とは
 小学校の校庭、体育館や図書室などで、放課後に子どもたちの自由な遊びや、学習活動の場を提供する教育委員会の事業です。子どもたちが安全・安心して楽しく過ごせるよう、地域の方々で組織した実行委員会が選任するスタッフが見守っています。足立区生涯学習振興公社はその運営支援をしています。今回は、見守りスタッフの講習会や研修会を紹介します。
《安全管理講習会》
 子どもたちのケガや事故に対応できるよう、応急手当や心肺蘇生法(胸骨圧迫、AED〔自動体外式除細動器〕の使用法)を学ぶ講習会です。熱中症やケガをした際の聞き取りのポイント、アイシングの方法などを習得するスタッフの姿は真剣そのもの。年に1回、知識の再確認をしています。《スタッフ研修会》
 子どもへの話し方のコツや、トラブルの対処方法、発達段階の特徴など、見守りに役立つ研修会を年に数回開催しています。
 今年6月に実施した「子どもとの接し方」では、区内の小学校教諭をされていた鈴木茂義先生をお招きし、子どもの多様性への向き合い方、注意をする際の配慮などについて学びました。先生ご自身の経験を交えたお話は説得力があり、実践できるヒントがたくさん詰まっていました。研修会で学んだことを、さっそく活動に取り入れている放課後子ども教室もあります。
 このように見守りスタッフの皆さんは、「安全・安心」な放課後の居場所づくりのために学び続け、子どもたちを日々見守っています。


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