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企業ナウ(足立の産業)

2012/09/01号 | (有)村岡製作所

助成金で、新商品の特許・意匠登録やHP製作も

 同社は、村岡信幸現社長の父・雄一さんが、昭和44年に旋盤1台で始めた金型を作る会社です。主に、車メーカーの下請けとして車関係の部品の金型を製作していましたが、昨今の業態の変化、企業の海外移転などに伴い仕事が激減したため、金型以外の部品加工も手がけるようになりました。
 村岡社長は、試行錯誤の上、はさみで簡単に切り離すことができ、木箱やイスのネジ止めに使え、等間隔につながった座金(ざがね。ネジとナットの間にはさむ金具)を開発。オブジェ(置き物)として使うことも考案しました。昨年末には全長90cmの座金材を50本使い、高さ2・2mのタワーのオブジェを製作しました。  
 これを手始めに、サッカーボール、ロボットなどを次々と製作、作り方説明書を入れて一部を商品化。この商品の特許・意匠登録に際し、区の助成金を活用しました。
 さらに、会社や商品のPRのため、区のホームページ作成助成金を活用してホームページを立ち上げました。「何としても、会社の活路を開きたい」と村岡社長は話します。

会社名(店舗名) (有)村岡製作所
住所 足立区小台2-49-8
電話番号 03-3911-5900
WEBサイト http://www.bestcom.jp/muraoka/

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。