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企業ナウ(足立の産業)

2015/04/01号 | (株)ソーリン

自転車盗難防止にICタグを活用

 同社は、駐輪場の管理運営業務を中心に展開する企業です。このたび「ICタグによる自転車盗難防止システム事業」の提案を行い、平成26年度のビジネスチャレンジコースに採択されました。
 ICタグは、駐輪場の定期利用者の管理などに既に利用されていますが、これを自転車の盗難防止に役立てようというのが同社の新発想。盗難にあった自転車を見つけるシステムは、1自転車にICタグを取り付ける2盗難にあったら盗難登録をする3盗難登録情報とICタグ情報が連動し、盗難自転車を発見できる―というもの。
 「被害者が諦めてしまうケースが多い自転車盗難問題を何としても解決したい、という一念からこのシステムを考えつきました」と野村一也社長。開発の際悩んだのは、ICタグを自転車のどこにどう取り付けるかという点。薄い銅板のICは同じ金属に弱い(反応を弱めてしまう)ため、緩衝材を利用してハンドルの所に付け、装着は簡単だが、取り外しが困難なカシメ金具を使用した取り付け方法を考えました。野村社長は「ビジネスチャレンジコースに採択されたことで、PR 効果も大きく、さまざまなメディアに紹介していただき大変ありがたいです」と話してくれました。

会社名(店舗名) (株)ソーリン
住所 足立区六町4-12-25
電話番号 03-5856-4647
WEBサイト http://www.so-rin.jp/

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。