企業ナウ(足立の産業)
2016/10/01号 | (株)日本統計技術研究所
製薬会社と医療機関を結ぶ医療データ解析事業のパイオニアに
製薬業界のデータ改ざん問題を契機に、臨床データを正確に解析する第三者機関としての会社を設立、区の平成28年度創業プランコンテストで優秀賞を獲得したのが「(株)日本統計技術研究所」(大槻成章社長)です。
大槻社長は、呉羽化学工業(株)入社後、医薬品事業部から(株)クレハ分析センター医薬本部長として活躍、約30年にわたり医薬統計解析業務に従事。
平成25年(2013年)5月、外資系の製薬会社の社員が高血圧治療薬の臨床データを改ざんしていたことが発覚。日本製薬工業協会は製薬企業自身のデータ解析業務を禁止し、臨床研究の解析業務の仕組みが激変。
大槻さんは「ビジネスチャンス到来」と準備を進め、今年6月の定年と同時に起業しました。
「区の起業セミナーである入門編と事業計画策定編に出ましたが、会社づくりの基本や応募のための事業計画づくりに非常に役立ちました」と大槻社長。「足立区のお墨付きをもらい、信用もついて非常にありがたい。製薬会社とお医者さんのネットワークを組んで何とかこのビジネスを成功させたい」と意気込みを語ってくれました。
会社名(店舗名) | (株)日本統計技術研究所 |
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住所 | 足立区千住旭町38-1東京千住アネックス「かけはし」420号室 |
電話番号 | 03-4571-0673 |
WEBサイト | http://www.jiost.com/ |
※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。