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企業ナウ(足立の産業)

2017/06/01号 | (有)森谷製作所

三次元曲げ加工技術で新規ニーズ開拓

 三代続く50年間の金属線材の加工技術の蓄積を生かし、新製品開発への意欲を燃やしている企業です。金型のいらない三次元の曲げ加工ができる技術力が認められ、平成28年度足立ブランドの新規認定企業になりました。
 創業者の森谷留治さんは、金属線材を人の手で加工し、息子の一之現社長は機械を使っての加工、そしてその息子の孝之専務はコンピュータを使った加工という形で技術を継承してきました。
 主な製品は、学校給食で使われている運搬用のカゴ、カタログやパンフレットなどを置くディスプレイ用のケースなどで、最近受注が伸びているのが読書スタンド。
 足立ブランドに応募したのは、区が主催している「新製品開発講座」に4年ほど参加していて、そこで、先輩のブランド企業の方から「応募してみませんか?」と誘われたことから。
 足立ブランドに認定され、森谷社長は「認定式の際に区長から?これからが新しいスタートですね?と声をかけていただきました。今後は、新製品開発コンテストや展示会などにも積極的に参加して、よりいっそう独自の製品を開発していきたいです」と抱負を話してくれました。

会社名(店舗名) (有)森谷製作所
住所 足立区千住旭町32‐3
電話番号 03-3882-5485

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。