公社ニュース ときめき

　今回は、リーダーとして八面六臂（※）の活躍でシルバー人材センターの事業を盛り立ててきた山中均さんが、長年携わる「家事援助」の仕事についてご紹介します。

　……家事援助サービスグループは、区内の高齢者をはじめ、生活する上で困っている方々のために、自分たちでできることを可能な限り早く、誠実に、精一杯お手伝いし、地域で支え合うことを基本にしています。
　「家事援助」の仕事はハウスクリーニングとしての換気扇・台所・浴室などの水回りをはじめとするお掃除全般から、家具移動や搬出、通院同行、買い物まで多岐に渡ります。
　お客様のご要望にしっかりと応え満足していただくこと、「次回もあなたにお願いしたい」と言っていただけることなど感謝の言葉が励みとなります。お客様の期待以上の仕事ができることをグループの「ありたい姿」としてメンバー全員が日頃より技量の向上に努めています。
　仕事の中には簡単にできない要望もありますが、作業終了後「見違えるようにきれいになりました」「お願いして助かりました」とお客様に喜んでいただいた時が「家事援助」に携わり良かったと思う瞬間です。
　まだまだ反省点や課題もありますが、地域の方々に必要とされ、「シルバー人材センターに依頼すれば安心」と言っていただけるように頑張りたいと思います……。
　山中さんが所属している西部地区（環七以南、日光街道以西の地域）では、このような「家事援助」への思いに共感した60人の会員が仲間とのつながりを大切にし、意思疎通を図りながら活動しています。
　家事援助サービスグループでは会員がしっかりとした知識・技能を習得できるよう、接遇、クリーン（掃除）をはじめ、車いす、認知症サポーター養成、網戸張替、エアコン・換気扇クリーニングなど数多くの研修会を実施しています。
　人と人との助け合いが地域のちから、あだちから。
　シルバー人材センターの仕事を通じて、仲間づくりと地域貢献、実感してみませんか。
※八面六臂　ひとりで数人分の手腕を発揮するたとえ（広辞苑より）

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。