公社ニュース ときめき

　昭和38年に六町で創業、現在は一ツ家にて、刺繍業を営む有限会社タツミをご紹介します。
　創業当時はアパレル製品への刺繍がメインでしたが、現在は皮革製品や自動車関係、スポーツ製品などに対象を拡げ、事業を展開しています。製品の完成度やデザインの良さが評価され、最近は個人のお客様や近隣の取引先だけでなく、大手企業からの発注も増えています。特に、ランドセルに施した刺繍は多方面から好評です。細かいデザインの注文も忠実に具現化し、繊細かつクオリティーの高い刺繍を提供できることが、好評の理由のひとつです。
　石黒社長は、創業者である先代の「決して手を抜かず一つひとつを丁寧に」という教えを守り、お客様から「素敵な刺繍ね！」と言われるよう日々工夫と努力を重ねて刺繍製品を作っています。
　「これからも、素材の価値を引き立てる『刺繍の魅力』を様々な製品を通して伝えていきたい」と石黒社長は語ってくださいました。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。