街の探検隊
2009/08/15号 | 西光寺
保木間の歴史を伝えるお寺

1434年(鎌倉時代)開基とされる西光寺には、保木間の歴史が凝縮しています。門前にある1860年建立の道標は、上部に不動明王像を彫り、下に「成田山え是より十六里、榎戸迄二十一丁」とあります。門前の道が昔は成田道と言ったことがわかります。「榎戸(えのきど)」は、花畑の内匠橋(たくみばし)近くのこと。
本尊の阿弥陀如来像は、高名な仏師・運慶の作とされ、神々しい姿。また、西側の不動堂内にある保木間不動尊は、平安時代の高僧・智証大師の作とされ、その迫力に圧倒されます。
会社名(店舗名) | 西光寺 |
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住所 | 足立区保木間4‐38‐2 |
備考 | 〈メモ〉 一里は約3、927m、一丁は約109m |
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