公社ニュース ときめき

　海外有名ブランドのシャツやキャップの刺繍などを手掛けてきた老舗刺繍メーカー「マツブン刺繍」が、このほど自社企画でデザインし、福島の工場で縫製した新しいタイプのポロシャツを製作、販売を始めました。区の「23年度ビジネスチャレンジコース」に採択されての事業化です。
　同社は、１９３９年（昭和14年）の創業で、現在の松本照人社長は３代目。松本社長は、東日本大震災の惨状を目にする中で、このポロシャツ製作を「がんばろう福島復興支援プロジェクト」と位置付け、福島県田村市の工場で縫製し、刺繍加工はマツブン刺繍で行うという国産の高級ポロシャツ製作を目指しました。高級感を求めながらも、中間マージンをカットして工場価格で提供できる、というのも蕫売り?に。
　また、日中の光を糸に蓄えて暗闇で光る特殊な糸「蓄光糸（ちくこうし）」を使用して、イニシャルの刺繍を付けることも可能にしました。
　スリムな方用にヨーロピアンテイストのもの、Ｙシャツっぽいワイド幅の襟（えり）のものの２種類を用意し、いずれも価格は１枚４、７２５円（30〜99枚作製時、税込み）。

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