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2019/11/01号 | (株)プランクユニッツ

 令和元年度足立区創業プランコンテストで優秀賞を受賞した企業です。東京電機大学の卒業生である、野中直樹さんと高橋洸人さんが、恩師である岩井将行准教授と共に、大学院在学中に立ち上げました。今回採択された事業は、農業分野への新しい提案です。
 事業名は、「IoTでスマート農業を実現する環境制御装置『ポケットファーム』」。このポケットファームは、ビニールハウス内の温度、湿度などの環境を効率的に管理し、最適化するための制御装置で、例えば、循環扇のスイッチやカーテン、窓の開閉などを自動化することができます。ポケットファームを導入することで、大幅な時間や管理コストの削減につながります。
 ポケットファーム開発のきっかけは、大学の同期を通じて知り合った、岐阜県大垣市のトマトビニールハウス経営者から、「自分のハウスに何か新しい技術を利用できないか」との相談を受けたことでした。ゼロから農業を学び、試行錯誤の結果、昨年7月に1号機を試作、4回のバージョンアップを実施。今年12月には同経営者の新しいトマトビニールハウスに完成品を導入予定です。野中さんは、「IoT技術により農業を効率化することができれば、若い新規就農者が増えるのでは」と語ります。
 IT、IoTを活用した製品は、すでに大企業も開発に乗り出していますが、扱いやすいシンプルなシステムと、比較的安価な導入費用がこのポケットファームの強み。野中さんたちは、特許取得も含め、長期的な視野で将来を見据えています。


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