公社ニュース ときめき

　「仕掛けが大好き」という同社の小沢頼孝社長が、今度はアクリルの板の中に手染めの手ぬぐいを封入・加工し、「東京アクリル」という名前の自社ブランドとして商品化しました。区の「23年度ビジネスチャレンジコース」に採択されての新たな挑戦です。
　同社は、「和風花」ブランドの名前入り和風携帯ストラップなどのヒット商品で知られるアクリル加工の企業。今回は、「インテリア関係の業界に参入したい」と、企画・開発を進めました。
　手染めの手ぬぐいは、色彩、デザインなどが斬新で、歌舞伎関係のおみやげなどとして人気があり、区内では花畑にある「旭染工」が有名。同社とは「足立のものづくり展」で知り合い、提携することになりました。
　小沢社長は「300年以上の伝統がある手染め手ぬぐいには“言葉”があります。今年は、墨田区にスカイツリーが出来、外国の方も大勢来日すると思います。“東京アクリル”を大いにＰＲして買ってもらいたい」と話します。「東京アクリル」の予定価格は1万5千円〜3万円。

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