公社ニュース ときめき

　広報紙などの配布業務は、区民への大事な情報をお伝えするという役割を担っています。会員は、シルバー人材センターの代表として、各自が区政の一翼を担っているとの自覚を持って、区民に最も身近な存在として就業しています。
　区内各地に拠点を設けて全戸配布していくシステムは、全国のシルバー人材センターでも珍しく、足立区の誇るべき特徴の一つです。
　今回は、舎人の金子夫妻宅の配布拠点を取材しました（1面記事）。金子さんは7年前に拠点の提供者となりました。
　この拠点で扱う「トキメキ」の部数は、約7,200部。「皆さん、『健康にいい』とか『地域の人と話が出来ていい』とか言いながら頑張ってくれています」と話します。
　古千谷本町在住の近藤ミサイさん（75）は「会員登録4年目です。『トキメキ』は、散歩がてら花を愛でながら楽しく配っています」。また、会員登録８年目の舎人在住の上野久さん（74）は「最初はパチンコ屋さんの台の掃除で、一人での仕事でした。『トキメキ』などの広報紙配布の仕事は、会員が集まって作業するので仲間意識も芽生えて、とてもいいです」と話してくれました。
　各拠点では、グループごとに会員同士が助け合いながら作業しています。年齢を重ねた方には配布エリアや部数を調整するため自分のペースで業務をやり遂げることが可能です。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。