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企業ナウ(足立の産業)

1998/04/15号 | 中央包装機(株)

区内初の品質保証の国際規格登録で意気上がる

 漬物、みそ、砂糖、こんにゃく、つゆ…店先にあふれるパッケージ入りの食料品の数々。そうした液体・粘体の専門包装機メーカーとして活躍しているのが同社。
 「たまたま、こんにゃくを包装している現場を見て、これは面白そうだな、と始めたんです」と杉山穣樹社長(58)。昭和38年(1963年)のことだった。
 当時は、まだ手動式包装が主流。杉山社長は、ポリチューブを包材に、足踏み包装機を開発。半自動包装機の誕生だ。そして、こんにゃく包装の草分けとなった。以来、その卓越した着眼力と技術力で、難度の高い包装をクリアし、業界をリードして来た。
 2年前、国際標準化機構(ISO)が定めた品質管理・品質保証に関する規格「9000シリーズ」へ登録(SGSヤースリー)。これは、製品の品質だけでなく、技術力、社内環境などをひっくるめた総合的な基準で、その製品と企業を計る国際的な物差しだ。
 杉山社長は「日本の企業が、従来の日本的経営から脱皮することで、その技術が生かされ、お客様本位の製品ができるんです」と力説する。
 資本金3000万円。従業員50人。国内に4営業所を展開。

会社名(店舗名) 中央包装機(株)
住所 足立区宮城2-11-3
電話番号 03-3914-3331

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。