うまいもの屋さん
1998/03/15号 | 自家製和菓子・いなりずし 越後家
さくら餅”“草餅”“うぐいす餅”…。和菓子屋の店先にこんな貼紙が目立ち始めると、春の気配に身も心もソワソワする。季節と味覚の“深い仲”を、私たちの体はちゃんと心得ているのだ。
「こんな目立たない所にあっても、お客さんが来てくださるのは有難いですよ。もっとも、味と品質には気をつかってるけど…」と、店主の矢野ハツさん。先年亡くなられたご主人と二人三脚で、連日売り切れの店を作り上げた自負がある。
「うぐいす餅」を食べる。上に掛かった青きな粉の色鮮やかさが、名前の由来を物語っている。よく練れた餡(あん)のなめらかさと、7分ほどに抑えられたほのかな甘さの調和ぶりは堂に入ったもので、かなり上品。加えて、どの品も安い。
手作りなので数に限りがあり、いわば薄利“少”売。そのかわり、熱烈なファンという“宝”を多く持つ。
会社名(店舗名) | 越後家 |
---|---|
住所 | 足立区保木間3-15-5 |
電話番号 | 03-3884-5132 |
営業日・営業時間 | 9時〜売り切れ閉店(14時までの来店が無難) 月曜定休 |
※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。