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1997/11/15号 | 池田屋豆腐店
1997/10/15号 | 時計・メガネ・宝石のタバタケ
1997/10/15号 | ホワイト急便江北店
1997/09/15号 | バー・レストラン ELSIE・MARLEY(エルシー・マーリィ)
アウトドア派の植木栄一さん(49)のお店は、パインの大木で作ったカウンターが店の守り神のように横たわる純ログハウス調だ。
ズラリ並んだ150種のバーボンは圧巻!それに去年2階に増設したワインセラーのおかげで、ワインも充実している。加えて、本場仕込みのフランス料理や珍しいチーズを楽しめるのだから、鬼に金棒とはこのことだろう。
「うまい料理と酒で、大人のくつろいだ静かなひとときを…これがうちのコンセプトです」と、植木さん。
メニュー中最も値の張る「フランス産鴨肉のロースト」で2200円とは、素材を考えれば破格の安価だが、極上の鴨肉のみが持つ柔らかさを存分に堪能させてくれる絶妙な焼き加減、そして果実のグミに似たカシスから作るソースの酸味の鮮やかな味わいなど、心憎いばかりに手の込んだ調理には、同店のカジュアルな雰囲気に隠された?凄味?を感じずにはいられない。全30席
1997/09/15号 | (株)タイリク
ビルなどの建築現場で、鉄筋の棒を組上げていく作業をよく見かけるが、阪神大震災以降、この工程がより複雑化している。安全性を考えて「より強固に」というオーナーの意思が強まっているのだ。
その、地味で特殊なジャンルに挑戦し、成果を上げているのが同社だ。「これまでの油圧ベンダー等では不可能な鉄筋の折曲げを可能にしたんです」と語るのは、江川輝雄社長(55)。
一昨年から川崎・扇島に建設中の天然ガスタンクの鉄筋組み立て作業に指名され、その折曲げ・加工技術は驚嘆の的になっている、という。高速道路の橋脚建設でも、同社の技術が生かされている。
「あの阪神大震災の時に、橋脚が倒れましたよね。鉄筋と鉄筋をつなぐ時に、?圧接?というやり方を使っていたんですが、これでは強度がない。そこで、鉄筋を複雑に折曲げながらつないでいくやり方が主流になったんです」。時代が技術の進歩を呼ぶ、というパターンだ。
同社は、昭和26年(1951年)、3人の兄が創業。江川現社長は、最初サラリーマンをしていたが、25歳の時にこの仕事に加わった。その後次男、3男が独立し、長男が6年前に死去して、4男の江川現社長が同社を引き継いだ。
モットーは「技術開発こそ生き延びる道」。3年前から、企画・開発を仕事の中心に据え、製造は外注化した。「建設業の景気は最悪だが、何とかがんばりたい」と決意を語る江川社長は燃えている。従業員5人。資本金1000万円。
1997/09/15号 | メンズギャラリー福田
1997/09/15号 | 鈴木屋金物店
1997/09/15号 | そば処根津屋
1997/08/15号 | (株)アキオ製靴
「プラットカップ製法」という独自の製法によって作られたカジュアルシューズ「GOLF(ゴルフ)」を中心に、多くのブランド名を引っ下げて全国のデパート、量販店に進出、売り上げを伸ばしているのが同社だ。
「GOLF」は、技術畑出身の篠原義明会長(70)が、ゴルフのプレイ中に開発を思い立ったという。「軽く、足に感触が良く、すべりにくい」を実現するため、?足を包み込める形?の靴を高い技術力で創り上げた。「難易度が高く、開発当初は工場側から日産50足が限度だろう、と言われていましたが、今では1800足以上の生産が可能になりました」と2代目の篠原明雄社長(47)。
好調を支える第2の要因は、アッパー部分について、国内の生産量は維持しながら、韓国、中国、台湾などへの委託生産を進めたこと。これによって、技術力を保持しながら、コストダウンを実現した。
第3の要因は、新しいデザインや機能へのあくなき挑戦だ。静電気防止、衝撃吸収、抗菌、通気などユーザーの要求を絶えず研究。最近では「通気+AIRクッション」商品を開発して、新たな展開を図っている。
千住緑町の工場と秋田県に2つの工場を持つ。従業員148人、年間売り上げは37億円(平成8年度)。