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1996/04/15号 | (株)虎昭産業

 昭和7年、千住市場の塩干しの仲卸としてのスタートが、今や年商145億、数年後には株式の店頭公開をめざす総合お総菜メーカーに成長した。お弁当一個、サンドイッチ一パック、おでん種一つをおろそかにしない“食へのこだわり”が成せる業(わざ)と言えるかもしれない。
 そんな伸び盛りの企業だから、陣頭指揮に立つ内山久枝社長(60)も意気軒昂(けんこう)そのもの。「おいしい物を大衆価格で出す、これだけをずっと追求してきたんです。難しく考えず、主婦感覚を大切にしてね。お年寄りが居る家庭ならこれが欲しいだろう、独身の男性ならこうしようと」。
 9年前に、54歳の若さで急死したご主人の恵司さんが経営していた「(株)虎昭」から分離・独立し始めたのが昭和42年。「魚河岸(うおがし)の材料をどう利用し、加工するか」がテーマ。7年後、イトーヨーカドーに納めた「おでん種セット」が大ヒット、社運は一気に上昇気流に。同社の「おでん」は、マルシンハンバーグ、夕月かまぼこと並び、当時の三大売れ筋商品に。
 同社の発展は、セブンイレブンを始めとしたコンビニの爆発的な展開に支えられているが、その背景に、商品への企画、工夫があることは間違いない。
 今の地の東京工場のほかに、栃木・佐野、茨城・守谷の工場を持ち、群馬・高崎工場が建設中。従業員113人、パート1300人。資本金2億4700万円。


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